SERVICEME NEXT V4.1
リリース日:2025/10 バージョン番号:V4.1
更新概要
今回の V4.1 バージョンは、AI Studio(Agent モジュール)、システムおよびセキュリティ管理、並びにオーケストレーション機能強化を中心に全面的なアップグレードを行いました。
複数のエージェント(Agent)およびトークン管理機能を新たに追加し、ドキュメント翻訳とセキュリティポリシーを最適化、システムの柔軟な設定とセキュリティ制御体系をさらに充実させ、プラットフォームのインテリジェンスと管理性を総合的に向上させました。
主な更新内容
AI Studio / Agent 管理
コアハイライト
個人から組織レベルまでの多層階エージェント(Agent)および MCP 管理機能をサポートし、プリセットテンプレート(Pre-built)、インテリジェントドキュメント翻訳機能(PDF対応)、App と Skill 管理入口を提供します。また、Agent を他の Agent が呼び出せる MCP Server として公開可能にし、オーケストレーションと再利用性を強化しました。
最新機能
- 多層階 Agent/MCP 作成:一般ユーザーは個人用 Agent/MCP を作成可能、管理者/スーパーユーザーは高度な共有および組織レベルの Agent/MCP(UI付き高度オーケストレーション対応)を作成可能。
- フッターメニューの設定化:バックエンドで環境変数を通じてカスタムフッターメニューと遷移先URLを設定可能。
- プリセット Agent および MCP テンプレート:業界別のプリセット Agent/MCP を提供し、作成と展開を加速。
- AI Translator(ドキュメント翻訳):PDFドキュメントの高速翻訳、ローカルコーパス/言語パックのインポートをサポートし、言語ごとにドキュメント内容のインテリジェント翻訳と整合を実現。
- App 管理の最適化:Deep Research 入口を新設;PDF翻訳のダウンロード、コーパスインポート、知識プレビューをサポート;既存アプリへのリンクアクセス方式を維持(現時点ではフロントエンドからの新規 App 直接作成は未対応)。
- Skill とモデルマーケットプレイス(Model Marketplace)プリセット:小言語モデルおよび機械学習モデル機能を開放(近日公開予定)、多様なモデルタイプの拡張を容易に。
セキュリティおよびアイデンティティ管理(Identity & Security)
コアハイライト
統一かつ制御可能な権限およびトークン体系を構築し、個人情報(PII)認識とコンテンツ審査能力を強化。センシティブワードおよびコンテンツ審査モデルの集中管理を提供し、プラットフォームのセキュリティコンプライアンス能力を向上。
最新機能
- PII 個人識別情報の認識とポリシー:センシティブな個人情報の検出、警告、マスクおよび禁止ポリシー設定をサポート。
- 統一トークン管理(Access Token):分散していた API Key 管理を集中化した Access Token 体系にアップグレードし、ユーザー/権限との紐付けおよびライフサイクル管理をサポート。
- トークン対応範囲:Access Token API は Agent 設定照会、FAQ リスト OpenAPI、Agent 公開 MCP Server 呼び出しに対応。
- コンテンツ審査モデルおよびセンシティブワード管理:コンテンツ審査モードの有効化、信頼度閾値設定をサポートし、センシティブワードの追加・削除・更新・参照を通じてプラットフォームレベルの管理を実現。
システム管理および監視(System & Monitoring)
コアハイライト
環境変数、ライセンス、システムプロンプト管理機能を充実させ、ログおよび監視機能を強化。製品機能ごとに重要操作ログを記録し、監査および障害解析を容易に。
最新機能
- ライセンス管理(License):利用者、ユーザー数、企業 Agent 数、有効期限を明示表示し、範囲外利用を防止。
- システムプロンプトメンテナンス:プラットフォーム全体で設定可能なシステムプロンプトをリスト形式で表示・管理。
- ログ管理(Logs)強化:製品機能別にコアモジュールログ(ナレッジベース、データ管理、権限管理、センシティブワード、インテリジェントエージェント呼び出し等)を記録し、検索および監査を容易に。
オーケストレーション機能(Basic & Advanced Orchestration)および MCP サービス化
コアハイライト
基礎および高度オーケストレーション機能を強化し、ノードレベルのシステムパラメータ入力をサポート。Agent を MCP Server として公開し、他の Agent や外部システムからの呼び出しを可能にして再利用性とサービス化能力を向上。
最新機能
- MCP Server 公開機能:Agent を MCP Server として公開し、他の Agent が呼び出せるサービスノードとして利用可能(V4.1)。
- 基礎オーケストレーション強化:ファイル内容の出力有無設定および設定済み内容のプレビュー・デバッグをサポート。
- 高度オーケストレーション新機能:システムパラメータ入力対応の設定ノード追加、編集ノードでのシステムパラメータ入力およびデバッグツール対応、実行フローの試運転およびエラー検出をサポート。
- PWA / エントランス最適化:URL をデスクトップアイコンとしてパッケージ化し、アクセスの利便性を向上。
フィードバックチャネル
- カスタマーサポートメール:Support@medalsoft.com
- 製品コミュニティ:https://docs.serviceme.com/docs/next/introduction/